2017/02/17 日経225種:19234.62 TOPIX:1544.54


過去の統計

  日刊ゴールデンクロスでは、1999年1月以来の株価データを保存しています。25日移動平均と75日移動平均の間のゴールデンクロスを算出し、ゴールデンクロスが発生した日付の始値で株式を購入したと仮定し、受渡しが完了し売買が可能となる4日後から20日間の最高値で売却した場合の利益率を計算しています。(計算値には売買手数料や税金は考慮していません。)
 1999年5月から2003年9月までに発生したゴールデンクロスは合計7,835回で、利益率の分布を示したのが右表です。
 最も頻度が高かったのは利益率が0〜2%の範囲で900回でした。手数料や税金を差し引けば幾分マイナスということです。しかし、大損することは極めてまれで、全体としてはプラス側に片寄っており、利益率が30%を超えたものが全体の8%程度もあることは驚異的とも言えるでしょう。
 このように、ゴールデンクロスが「買いシグナル」であることは計算結果からも裏付けられています。またこの統計は、ゴールデンクロス以降24日間という短期間での値上がり、値下がり率を示していますので、ゴールデンクロス以降株価が急騰することが、かなり高い確率で起きていることになるわけです。
 反面、大して損もしない代りに儲けも無いという-6〜+6%のゾーンにピークがあるわけですので、例外=ダマシも多いことは否定できません。ただし、ダマシの割合が高くなっているのは、このデータでは単純に移動平均線のクロスのみに着目し、相場の大きなトレンドまでは考慮に入れていないことにも要因があります。
 長期移動平均線が右下がりで、全体の局面が明かに下落のトレンドにある場合でも、ゴールデンクロスは発生することがありますし、移動平均線が実際の株価の動きに遅れる形で追随することから、ゴールデンクロスが発生した時点では、株価は既に天井を迎えているということもあるからです。当サイトでは過去のゴールデンクロスの事例のチャートが参照できるようになっていますので、芳しくない結果に終わるパターンが、ある程度把握できるのではないかと思います。なお、棒グラフで赤と青で示されている部分は、ゴールデンクロス発生日付とその10日前とで75日移動平均が1%以内の下落あるいは上昇基調にある場合を示しています。つまり中期的には下げ相場が一段落したか上昇基調に入っている場合に絞り込んだものです。分布のピークはさらにプラス側に寄って、幾分ではありますがリスクが減少している様子がうかがわれます。
 特に株価が中期的には下落傾向にある場合や、短い周期で山谷が生じ不安定な様相を見せている場合のゴールデンクロスには慎重に対処するほうが賢明でしょう。 


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